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文化祭 7
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夏side
お昼ご飯を食べるために、外の出し物に来た。外では、
食べ物を売っている。一つ一つはすごく高いけどね……。
「……それにしても、高いなぁ…」
「うん。高いね……」
「僕、あれ食べたい」
そう言ったのは、アオ。アオが指しているのは、焼き鳥。その焼き鳥は、普通150円くらいなのだが、ここでは一桁違う…。鶏肉が高級なものらしい……。
「美味しそう……」
「僕も食べたい!」
「……あははっ、いいよ。食べようか」
高い、けど……。流石に、この後もこんな金額続きだと、お財布が死んじゃう…。結構キツい金額……。
桜もアオもお財布持ってないように見えるんだよなぁ…。これ、全部僕持ち?それは流石に……。悩んでいる側からあれ食べたいこれ食べたいって二人して……。
「あの…、さ……。お金がね…」
「あ、ごめんね。夏気付かなかった……。安心して、
僕たちお金持ってるから!ごめんね…」
「それなら良かった……」
もっと早く言ってくれよ……とは思っても言えなかった…
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