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ステージで 2
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桜side
時間になりステージ発表が始まる。このコンテストで優勝すると確実に目立って色々面倒なことになるのは目に見えている……。なるべく目立たないようにしないと…。
そんなことを思いながら舞台は袖で待機していた。
はじめに生徒会で、そこからはクラス順でステージに立つ
「それでは、女装コンテストを開催しまーす!」
司会者の声で、会場はワアァッーと盛り上がった。
声の響く体育館で大声を出すから反響して、耳が痛い…
「エントリーナンバー、一番!生徒会より、若葉要!」
「……私の鞭に打たれたい人は居ますか?あとで、部屋に案内しますよ?」
「何という殺文句でしょ!会場の人は皆落ちてしまった!続いては、3Sより、白木桜!!」
引くほど似合ってるな…。一言言わないといけないのが、すごく面倒だ…。下手に煽るようなことを言って仕舞えば目立つし、夏からお仕置きされてしまう……。
「ぼく、ねむたいの……。いっしょに、ねよぉ⁇」
「うおぉぉ!これは、何という破壊力!!!!!可愛さが溢れている!続いては……」
なんだろ……。すごくやってしまった感がある……。会場の奥の方からすごく黒いオーラが見える気がする…。
少し目を凝らしてみると、そこには夏がいて終わったなと直感したのだった……。
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