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次の日 2
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桜side
手芸屋さんに行くと、彩とりの毛糸たち。どうせだったらみんなでお揃いのものつけないな…。そう思っていたせいか、かなりの量の毛糸を持っていた。
「桜さん?幾つ作る気?」
「みんなの分」
「いやいや、無理でしょ」
「……分かった…」
蛍に止められて、仕方なく諦めた。あとで冷静になれば、無理なことくらい簡単に分かったのにね。
そんなこんなで、欲しかったものを手に入れ帰り道。
何かの撮影をしているみたいで、道に人だかりができていて、そこにいる人たちが騒いでいた…。
「何してるんですかね…」
「何だろ…」
少し様子を見て…。とか思ったけど、人の多いところはもともと好きじゃ無いし、女の人が多かったから出来れば早く帰りたかった…。
その時、どよめきが一層大きくなった。なんか嫌な予感がする…。早く離れたい…
「どうしたんだろう」
「何かあったみたい。関係ないし帰ろ」
「あ、そこの君達!!!頼む、来てくれないか」
「「え…?」」
僕たちの思考回路は一瞬停止したのだった………。
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