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おはよ 2
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桜side
光が眩しくて少し目を開けた…。寝ぼけたまま探した夏はどこにも居なくて、寂しくなって、夏の方の布団に潜り込むと、まだあったかくてそのままそこに居た…。
しばらくすると、夏の声が聞こえた気がするけど、夢心地で何を言ってるのか理解出来なかった……。
「僕のこと探したの?」
「……ん…」
「ごめんね…。寂しかったね……」
「…………ぅ…」
「……ふふっ、可愛ぃ…」
何を言っていたのか分からないけど、僕の布団の方から
夏の匂いがしてころころって転がった…。
暖かく包まれて、安心する……。眠ってるのに眠たいなんて変だなぁ……。もう少しこのままがいいなぁ……。いま僕幸せだもん…。
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