アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ケータイリズム
-
合宿の最終日が徐々に迫っていることもあり、
僕はいつにも増して黒尾さんのことを意識してしまう。
僕と黒尾さんを繋ぐものは何がある?
"合宿""先輩""コーチ"この3つ…
じゃぁ合宿が終わったら?
僕たちには…
"何も残らない"
恋だの愛だのなんて言う甘い感情は、一瞬にして溶けてしまうのに…
黒尾さんの美しいkillブロックが、大きな音を立ててキマる
僕は彼を見つめた。
目が合ったけれど、彼の目はとどまることなく泳いでいる
シュン
下唇を噛み締めた
その日の夜、僕はなぜだか第3体育館倉庫に行った
黒尾さんに、会える気がして…。
でも黒尾さんはいなくて、前来た時のような鼓動の音は聞こえてこなく、本当に、ただただ静かで薄暗いだけだった。
ガラガラッ
突然の物音に慌てた
<<怒られるかな?>>
なんて呑気な事を考えていると、扉を開けた人が中に入ってきた
黒尾さんだ
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 6