アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3 ※R-18
-
「おい、痛い。離せ」
「…………。」
バーを出てから一言も話さず、俺の腕を強く引きながら黙々と歩き続けるこいつに、強い苛立ちと微かな恐怖を感じていた。いっそこの手を振り払って逃げ出せばいいのだろうけど、なぜか逆らえない。後ろ姿は明らかに怒気を含んでいる。
しかし、無言の中で俺の頭は冷静を取り戻していた。そもそも、なぜ俺が怒られる必要があるのか。先に裏切ったのはこいつではないのか。まさか浮気してないなんてしらばっくれるつもりか?そうくるなら言い返す材料は沢山揃ってる。毎日毎日、ここまで耐えてきた努力は報われるべきだ。絶対に絆されない。嘘なんかついたら即別れてやる。
俺の闘志が燃えてきた頃には、いつの間にか俺たちのマンションについていた。部屋の中に入っても無言を貫いているこいつに、抑えきれなくなった不満が爆発した。
「…なんか言えよ」
「………。」
「なぁ、なんでお前が怒るわけ?怒りたいのは俺の方なんだけど。俺がお前の浮気を知らないとでも思ってたのか?先に裏切ったのはお前だ。俺がどうこう言われる筋合いはない。」
「……………ふーん?そう。」
その瞳の奥が全く色を失ったのが見えた、次の瞬間には身体を抱え上げられていた。ずんずんと部屋の奥に進み、乱暴に放り投げられた先はベッドだった。
「ちょ、」
「なぁ、圭(けい)。」
強引に組み敷かれ、名前を呼ばれ、そのぎょっとするほど冷たい目で見つめられ、身体が思うように動かない。
「お前さ、自分がどこをどうされたら感じるか、知ってる?」
「な、に急に、」
「俺以外の男に抱かれるなら、自分のいいとこ教えてあげなきゃ。気持ちよくなれないだろ?」
「は、」
器用にも、理解しがたい言葉を紡ぎながら、纏っていた服をはだけさせていく。有無を言わさないその瞳に
、軽い抵抗すらできそうもない。いつの間にか、手は上で一括りにされ、下の衣類も脱がされ、白く、引き締まった太ももが曝け出されている。
「圭はね、俺に開発されたから、いろいろなとこでイケるんだよ」
「、っ」
すーっと弱い太ももを撫でられ、びくっと震える。その反応を楽しむかのように指を滑らせる。
「これだけで感じて。とんだ淫乱だと思われるんじゃない?」
「や、、」
「あぁ、だからあんなバーに行ったのか。淫乱だって、思われたいんだ?」
「ちが、うっ」
「何が違うの?ここに知らない人のを入れようとしてたんでしょ?」
急に秘部の周囲を撫でられ、腰が震えてしまう。そのまま濡らさずに、指を中に入れようとするが、もう一ヶ月以上してなかったせいで、思うように進まない。
「痛っ」
「キツ…………」
そのまま入れるのを諦め、指を自らの口内に入れてチュッと音を立てる姿を見て、ゴクリと喉がなる。十分湿らせられた細くて長い指が、また秘部の中に侵入する。
「、あっ…」
「圭、自分のいいとこに当ててみて」
「そんなっ、、知らないっ」
「知らないのに他の男に股開こうとしたの?」
「っあああぁぁ、っ」
いきなり前立腺を強く抉られ、あまりの快感に身体がのけ反る。
「ここだよ。圭」
「ぃっ、やっ、、ーーーー」
「圭、わかった?お前は俺から離れられない。」
「あっ、ああぁ、っ、ゃ」
「ちゃんと躾直さなきゃ、わからないだろ?圭は。」
薄く綺麗な唇は弧を描いているが、変わることのない冷たい眼差しが、俺を捕らえて闇に引き摺り込む。
「お前が誰のものか、刻み込んであげるよ。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 14