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柚は背が小さくて小柄だ。
色素も薄く、肌も白い。
髪の毛と目の色は透き通るような綺麗な茶色。
笑顔の似合うとても可愛い子で患者さんにも癒し担当。なんて言われて親しまれている
患者さんの悩みを真剣に聞き、解決に全力を注ぐ。問題が解決した時は自分のことのように喜ぶ。そんな姿勢が患者さんの厚い信頼へと繋がっている。
でも、その一方で柚は患者でもある。
みんなの前では気を張って頑張っているが、一人になったり、怒鳴り声だったり、物が割れる音、そういった事でパニックになってしてしまうことも少なくない。
以前、ストレスから自傷行為が悪化して大きな脈を深く切ってしまったことがあった。
その時、柚は入院した。
だから柚と俺の初めての出会いは病院のベッドの上だった。
柚の担当になったのはいいものの、目を離した隙に自傷行為をする様な行動にはとても悩まされた。
傷が癒えてくると柚は精神科に移動された。
今まで職場で一緒に働いていた人に面倒を見られるというのは結構なストレスだったようで。
でも唯一、茶化すことなく怖がっている柚の心に寄り添ったのが亮だった。
今でも、柚は亮の患者として診断を受けている。
亮は患者の情報を一切漏らさないので、どういう内容がストレスの要因だったかは分からないが少しずつ、良い方向に向かっているそう
翠と初めて話した時に、何故か柚と重なるところがあった
なので、柚に話を聞けば少なくとも今よりは翠の気持ちを汲んであげられるのではないかと思い柚に相談をすると決めた。
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