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頭痛
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目の前のあまりにも優しすぎる人に混乱する
こんな俺なのに会うたび優しく接してくれる
今だって汚い俺のナカから、出されたものを取ろうとしてくれている
なのに俺は、掻き出されるのが嫌だって生意気言って…それでも大丈夫だよってたくさん言ってくれたのに。
それでも信じられなくて、本当に俺は最低だと思う。
それに、掻き出す度に毎回 過呼吸を起こしてしまう。その時、すごく怖くておかしくなっちゃう。そんな姿見せたくないとも思った
でも多分、そんな俺を見ても、この人はきっと怒らない
その時初めて優しくされることが、とても怖いと思った
優しくされることは嬉しいはずなのに初めての感覚に、正体の見えないそれに、近づきたくないし知りたくないと思った。
その人から離れたくて急いで浴槽を出た。
でも俺、今裸だし、足遅いし正直えっちのせいでずっと左足が痛い
さして、遠くに行けるわけでもなくベッドと壁の間の隅に隠れた。
「翠、そんなに怖い?我慢出来ない?」
探すまでもない。って感じにすぐ、俺の目の前にしゃがむ。
突然走ったせいで少しナカのものが漏れてしまって息を飲んだ。
太ももをぬるっと滑っていく感覚がする
「っひ…ぁ…ぃゃ…」
あの人たちが出したがものが自分から出てくる。
笑い声とか痛さとか触られる感覚とか思い出したくないのに身体が勝手に思い出していく。
目の前の優しい人があの人たちと重なる。
全身がぞわっとして動くことも、声も出すことも出来なくなる。
「っ…はっ…はぁっ……」
汗と涙が滲む。
「翠、落ち着け?大丈夫だから」
…大丈夫じゃないよ。
「息、しっかりはけ。」
その人をちらっと見るとちょっと焦った顔していた。でも、俺にあんまり近づかないでいてくれる。
「ふ、ふぅー…」
言われた通り息を吐いてみる。
「もっと。ちゃんと吐いて?」
無理だよ。苦しいもん…
息を吸った。
でも、全然足りない。吸って、吸って、吸った。
瞬間俺の周りから酸素がなくなって焦る。
吸いすぎたから、もう無くなっちゃったのかな?
苦しいよ…っ
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