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かわいい恋人 side亮
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side 亮
目が覚めるといつも通りの朝だった。
キッチンからするいい匂いで目が覚める。ベッドの中で大きく伸びて、布団を出る
「柚、おはよ」
「あ、おはようございます!」
朝から眠さの感じない明るく可愛い声で挨拶をされる。
柚は必ず俺より先に起きて顔を洗ったり、髪をセットしたり朝ごはんを作ったりと 寝起きの姿や眠っているところはあまり見せることがない。
朝から元気なのはいい事だけどもう少しリラックスして寝ていられればいいのになと思う
寝顔可愛いし…
朝から隙なしの可愛い恋人を見た
でも、その腕を見ると包帯が巻かれていて、止めてやれなかった。と、悔しい気持ちになる。
「な、何見てるんですか…」
俺の視線に気づいたらしく腕まくりしていた袖を伸ばし、後ろに隠した。
一瞬ちらっと見ただけなのに気づかれてしまう
「ごめん、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です!でも、見るのダメです!」
そう言って朝ごはん作りを再開した
「どうぞ」
お皿が一つ一つ、テーブルに運ばれる。
トーストとサラダ、スープが綺麗にお皿に並んでいる。
今日は柚の調子も良さそうだし、昨日の話の続きができるかもしれない
幸い、土曜日なので一日中ゆっくりと柚の話を聞くことがでる
「おいしい」
「本当ですか!よかったぁ!」
嬉しそうに俺の隣にぴょんっとやってきて座った。
食べてる間、柚は俺に寄りかかってずっとにこにこしている。
「ごちそうさまでした」
全てを食べ終え、あいさつをした。
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