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傲慢
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荒い呼吸、パンパンとお互いがぶつかる音がいやらしく響く。
このやらしい音が俺の性的興奮を更に掻き立てる。
「…んんっ!」
最初はあんなに嫌がってた癖にここまであっさりきた。
アイツにそっくりだな…
やっぱ、離婚してよかったかもな。
こいつの方が締まりがいい。
こいつのも俺のもこんなビンビンになってやがる。
声を出さないように必死に唇を噛んでいる姿がいじらしい。
あぁ…かわいい俺の祐也。
もっとめちゃくちゃにしてやりたい。
「あっぁあっ!ね、やだ、やめて、やらぁっ…あぁあ!」
ピストンを続けながら四つん這いから横向きに寝かせる。
もっと奥まで突きたくて片脚を持ち上げた。
「っ…ぁああ!あぁん……も、…やだ…」
「さっさと、素直になっちまえよ…気持ちよさそうな顔しやがって…」
「んな顔…っ、あぁっ……、…してない!ざけんな!」
「素直になればもっと気持ちよくさせてやるよ」
「なに、いってんだ……気持ちわりぃんだよクソ親父」
「あーそう、せっかくチャンスやったのに」
「あぁあああっ!」
────最悪だ。
親父との関係は元からあまり良くなかった。
家にはほとんどいなくて、たまに帰ってきたと思ったらべろべろに酔っ払っている。
もしくは、家にいる日は母とヤるときだ。
俺も、俺の前での母も、ほとんど父親と話さなかった。
これが我が家の日常だった。
だから息子の俺と親父が性的関係になるなんて誰も考えやしないだろう。
多分、こうなった原因は離婚にある。
母もこんな親父といることに限界がきたんだろう。
そして今は俺と親父の二人暮らし。
家に女がいなくなった今、性処理をするのは俺って訳か。
風俗にでも行けばいいのに、このクソ親父は俺に自分の性欲をぶちまける。
狂ってやがる。
本当に気持ち悪い。吐き気がする。そう思っている。
なのに、快楽を得ている自分もいる。
最初は痛くてしかたがなかった。
もちろん抵抗もした。
だが、日に日に親父との行為が増えるに連れ、気持ちいいと感じている自分に気づいた。
俺もとうとう狂っちまったのかな…
自分が嫌になって頭がこのことでいっぱいになる。
忘れることができない。
まるで縄で頭にくくりつけられてるみたいだ。
なるほどな…
アイツのことが好きなんじゃなくて
俺はアイツのセックスが好きなんだ。
──「った……」
「あぁ?」
「わかった……素直になる」
「おせーんだよ」
クソ親父はニヤりと薄ら笑いをうかべて更に激しいピストンをしていく
俺は足掻くことなく快楽に沈でいった
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