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ここが何処だかは分からない。
真っ暗な部屋。
たった一つの小さな明かり。
その小さな明かりを俺は浴びている……。
「ふぁぁっん…あっ…っん…」
イッちゃダメだ。
イッちゃダメだ。
そんな事を分かっていても、俺の身体は後ろに入れられているバイブに反応する。
「あれ〜?まだイかないの〜?
もぉ〜、しょうがないなぁ〜」
俺と同じクラスの相川 晴翔(あいかわ はると)は、そう言って俺に入れているバイブを抜いたり入れたりして動かす。
「あぁっっんっ‼︎い、いやっ…もぉむりっ…‼︎」
「嫌じゃないでしょ?司(つかさ)くん。
『気持ちいい』でしょ…?」
嫌だ。
イきたくない。
イッたら『あいつ』を裏切る事になる。
「司くん、何考えてるの?
こっちに集中して…ね…?クスッ」
グチュ…っ‼︎
「あぁぁぁっっ‼︎‼︎
もっぉ…だめぇっ…‼︎もぉ…イくっ…‼︎」
俺は勢いよく白いものを吐き出した。
「ふっ…っん…あぁ…」
我慢していたせいか、快感が止まらない。
それと同時に『あいつ』に対する罪悪感がくる。
イッてしまった…。
『あいつ』を…奏大(かなた)を裏切ってしまった。
「うっ…うぅ…」
「何で泣いてるの?司くん。
あぁ、もしかして奏大を裏切ってしまった
とか思ってるの?
それなら、大丈夫だよぉ〜」
「え…?」
「ねぇ、奏大…?」
晴翔は、そう言いながら後ろを振り向くとそこには…
「あぁ…大丈夫だ…」
「なっ…何でぇ…奏大が…」
俺の恋人の、奏大がいたのだ。
「あれ〜?言ってなかったけっ〜?」
「な、何を……?」
「晴翔、言ってなかったのか?」
「言ったと思ったんだけどなぁ〜。
言ってなかったみたい〜」
あははと、笑った晴翔は無邪気な子供に俺はみえた。
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