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5日目
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ぼくは今、PVの撮影スタジオにいる。
スタッフさんたちはセットの用意をしたり、カメラの用意をしたり、慌ただしく準備にはげんでいる。
「白村さん、控え室の用意お願いします!」
スタッフさんから声がかかった。
「分かりました!」
初めは、岩清水さんとメンバーを集めから向かう予定だったが、早めに行って準備をたのまれてた。
ぼくは楽屋の机に飲み物とお菓子をおいて、
休憩時に使う、タオルと水を用意した。
ぼくの仕事は主にonlyメンバーの周りのことが多い。
「onlyさん入られまーす!」
そうこうしているうちにメンバーが到着したようだ。
よろしくお願いします。とみんな一言言って入ってくる。
そのまますぐにプロデューサーさんと打ち合わせをして、メイク、着替えを終えた。
簡単に流れを言うと、まずジャケットの撮影。
そして、PVの全員が映るところの撮影。
そして個人の撮影になる。
ジャケット撮影はすんなりと進み。
PV撮影に入った。
ダンスをしたり、演技?のようなものをしたり、
昨日出来上がったばかりであろう曲が常に流れている状態だ。
全体が終わる頃には1時半を過ぎていたので、お昼休憩になった。
「個人撮影に入りますので、野羊さん以外は控え室にお願いします。」
お昼休憩も終わり個人撮影に入るようだ。
「なんか、注文とかされたらいけないから一緒に楽屋にいってもらっていいかな?」
「注文ですか?」
「そう、たまになんか買ってこいとか言う人が居るからさ。」
小声で岩清水さんにそう告げられたため、ぼくも一緒に楽屋に向かった。
楽屋について中には入らずに楽屋の前の壁際に立っていると、
「座ったら?」
犬養さんが顔を出した。
「いいんですか?」
「いいよ。俺らも喋りたいし。」
ぼくは楽屋に入って椅子に座った。
辰「白村ちゃん今日は相手誰なん?」
「野羊さんですけど」
犬「うわっ、ドンマイやな」
「どう言う意味ですか?」
犬「まぁ、色々とや」
みんなそれぞれお菓子を食べながらお喋りを始めた。
寅谷さんはギター弾いてるけど。
卯「譲はね〜。」
卯之さんが急に椅子をたった。
ぼくは驚きでビクッと体がはねる
卯「ドSなんよ」
顔を近づけながらいってきた。
近い、、、。
「あの、、近いです。」
卯「ごめん。ごめん。」
犬「春、ゆうなや。おもろないな。」
卯「別にえーやん。」
わざとらしく関西弁で答えた。
辰「まぁ、そう言うこと。俺らにもあいつは止められない。」
「Sには見えませんけど」
卯「作ってるだけや!譲は腹の奥底からのドエルやねん!」
犬「その下手な関西弁、やめてくれるか!?」
犬養さんがつっこんだ、、
やっぱり関西人って怒るんだ。
辰「まぁ、がんばな。乗り越えればなんとかなる。」
「なんとかなるって、そんな無責任な」
なんか、怖くなってきた。
「犬養さん!次お願いします!」
そんな話をしていると声がかかった。
「ほな、いってくるわ。」
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