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俺は辛くないと嘘をついた
俺は痛くないと嘘をついた
俺は普通だと嘘をついた
そうやって何年も生きてきたら俺は嘘で固められてた
自分に嘘をつき続けて、生きてきた
そんな時に稜雅に出会ったんだ
稜雅は俺の嘘で固められた鎧をぶち壊した
こんなコトされちゃ、次からのボーリョクに耐えらんない
もう自分に嘘がつけない
認めてしまえばもう戻れねぇ。
そうわかっててもコイツがえらくあったけぇから、俺は弱い自分を許してしまった
ボロボロと涙が止まんなくて、でもいままでのどの時間よりも幸せだって思えんだ
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