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随分とそうしてた気がする
人の気配が近づいて、意識が覚醒した
ガチャっと音を立てて開いたドアから顔を覗かせたのは稜雅だった
「あれ、捺稀?…あいつどこいった?」
どうやらベッドにいない俺を探してるらしい
「稜雅、こっち。」
「お前、ちゃんと寝てないとダメだろ?そんな隅に…寒かったろ?」
「ベッドから落ちちまって…」
そうヘラっと笑って言ったらバカかよって言われた
「無理して笑わなくていいから」
そう言って俺の手を掴んだ
「冷たっ!お前寒いなら毛布くらい使えよな…」
「あーいや…汚しちまったらわりぃだろ」
「そんなことどうでもいいから。ほら立って。」
そう言われて足に力をいれるケド、力がはいんない
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