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俺が1人でぐるぐる考えてると不意に与えられたあったかさと甘い匂い
「大丈夫だから。」
コイツに大丈夫って言われるとほんとに大丈夫なんじゃないかって錯覚する
大丈夫なんかじゃなくたって大丈夫って思える
それにこの甘い匂い、好きだ
「お前すっげぇいい匂いする何コレ」
「ん?あーたぶん香水」
こーすい?
「こーすい?って何?」
「んー?これ。」
そう言って、手を伸ばしてベッドサイドにあるチェストに置いてあった小さなビンを手に取った
なんだコレ。ビン?なんか入ってる
オレンジっぽい液体、キラキラしててきれーだ
シュッと音を立てて手になんかかかった
かかった手の匂いを嗅いでみると稜雅から漂うあの甘い匂い
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