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「なぁ捺稀。今日から俺と一緒に寝ような。もちろん気絶の方じゃないよ?」
そう言って笑った
正直さっきもどうやって寝たのかわかんねぇ
コイツがあったかくて、なんかいい匂いして安心したら…って感じ?
「がんばる…」
「大丈夫、頑張らなくても俺が寝かせてやるから」
なんか言い方こえーんだけど。
「じゃあんまり寝てない捺稀ちゃんのために今からお昼寝しますか!」
もう夕方だけど…
それと、ちゃん付けはやめてくれ…
「夕飯の時には起こしてやるから。よし寝よ?」
そう言って俺を抱きしめたまま、ベッドに倒れた
もちろん俺も一緒に倒れるはめになるわけで。
ベッドに横になると向かい合わせになった
そのまま稜雅は俺に腕を回して抱き寄せた
さっきよりも強く香る甘い匂い
俺より身長が高い稜雅にすっぽりと抱きしめられて、稜雅の胸に頭を押しつけるような形になった
規則正しい呼吸が近くにあって、稜雅の心臓の音が聞こえる
稜雅の手は俺の背中を撫でていて、だんだんと力が抜けてくる
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