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寝室に入ると、捺稀が俺を呼んでた
「…りょ…が…た、すけて…りょう…が…」
佳月先生が言ってたのはこれか。
ベッドに入り、捺稀を抱きしめる
「大丈夫だよ、俺はここにいるから」
捺稀はうっすらと目を開け、ゆらゆらと揺れる瞳で俺をとらえるとまた眠りに落ちた
よかった、落ち着いたみたい
嫌な夢を見たのだろうか
タバコなんて吸ってないで早く戻ってくればよかった
それにしても、俺がいなくなると嫌なのか、さっきよりも強く俺の服を握りしめてる
なんでこんなかわいいことすんの
かわいすぎでしょ。
頭を撫でてやると擦り寄ってくるし、無意識なんだよね?
わざとやってる?
あーもう誰かこのかわいい生き物どうにかしてください
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