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ーギュッ
「そんなこと言わないで。俺は捺稀がいてくれたらいいの」
「でも…」
それじゃ、稜雅になんのメリットもねぇだろ?
無条件なんて…そんな話ねぇだろ…?
「いいから。俺が捺稀にしてやりたいだけ。俺のエゴに付き合ってくれない?」
エゴなんかじゃ…
俺はあったかい部屋で、ベッドも使えて、ゆっくり寝れて、あったかい飯も食えて
俺にとってメリットなんていっぱいあんのに稜雅にはなんもない
ただのお荷物だ
「んーそんなに気にするんなら、俺と一緒にご飯食べてよ。それと一緒に寝ること。それが条件ね?はい、決定!」
えーそんなん俺のがメリット多くねーか?
「…ダメ?」
めっちゃ近い距離からきれーな瞳に見つめられて、うっと声が漏れた
そんな瞳で見られたら断れねぇじゃん
「わかった…」
なんか釈然としないケド…
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