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「ん、んん……あれ…?」
目が覚めるとフカフカのベッド…
ではなく固い玄関の床だった。
俺結局あのまま玄関で寝ちゃったんだ…
はだけた服を直して起き上がると、玄関のカギを開けたまま寝てしまっていたらしく、急いで鍵を閉めた。
こんな姿、誰にも見られなくて良かった…
時計を見ると10時を過ぎていて、学校に行く気にもなれないし、今から行ってもどうせ遅刻なので自分の部屋まで行きもう一度寝た。
次に目を覚ますと、14時になっていて何か食べなきゃと思い自分の部屋から出るも、食欲は湧かなかった。
とりあえず冷蔵庫から水を取り出しコップ一杯飲むとスマホを確認した。
うわ…誠からすごい着信
俺のことなんかもう興味ないと思っていたのに、こういうことをされるとそれだけで涙が出るほどうれしかった。
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