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「おはよう遥斗」
覚悟しとけよと言われた翌朝
学校に行こうと家のドアを開けると冬馬が待っていた。
「どうしたんだよ」
「一緒に学校行こうと思って」
朝から眩しい爽やかな笑顔を浮かべている冬馬
一緒に行くったって冬馬の行っている学校はうちの学校と正反対にあるのに…
「それなら問題ないよ。俺が遥斗と一緒に行きたいだけだから、俺が遠回りすればいいだけの話さ」
「まぁ、冬馬がいいならいいけど」
「じゃ、行こっか」
と言うと俺の手を自然な流れて繋いできたので慌てて離す。
「な、何手繋いでんだよ!」
「え?」
「え?じゃねーよ!道のど真ん中でそんなことすんな!」
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