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それから数日間小学生のいじめと気味の悪い無言電話が続いた。
「…遥斗、どうした?顔色悪いぞ」
朝の登校の途中で冬馬が俺の顔を覗き込んだ。
「え?大丈夫だよ!」
「そうか?でも目の下クマができてる」
「あ、これは…ゲームにはまっちゃって!」
「へぇ~ならいいけど」
…何とかごまかせた
怖いけどこれは俺と唯川の問題だし、それに冬馬は巻き込みたくない。
…と、思っていたけど
「……何これ」
下駄箱に入っていたのは1枚の俺の写真
写真の中の俺の焦点はレンズにあっておらず、それが盗撮だということはすぐにわかる。
それだけではなかった…
その写真を何かの証拠に使えるかとカバンの中にしまい教室の自分の席に着くと、机の中にまた盗撮写真が1枚あった。
さらに、一限の移動教室の俺の席にも写真が入っていてどんどん怖くなって行った。
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