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「俺がそっちで守る訳には行かないからなぁ、まぁあれかもしれないけど誠には話した方がいい」
「…わかった」
「あと、スマホの電源は落としとけ。」
「あ、そうだね」
…というか今すごく複雑な状況じゃないか?
冬馬も誠も俺を無理矢理襲ったのに、その二人に守ってもらうって…
そもそも相談するってことが普通だったらちょっと考えられないよな…
もしかしたら俺は冬馬にも特別な気持ちを抱いてるのかもしれない。
…いやいやいや
つい最近までありえないって思ってたのに、たった数日で手のひらを返すみたいなのはないって…
吊り橋効果的なやつか?
それで今気持ちが揺らいでるのか?
色々考え込んでしまいそうだったから、とりあえず冬馬には帰ってもらい一人でボーっとしているといつの間にか眠りに落ちていた。
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