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休み時間 尊side
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ふー、終わった終わった!単位とか何とか言われてもよく分かんねぇし!って東山よく寝てるな…昨日寝れなかったのかな
「なぁ…起きなくて良いのか東山?もう昼休みだぞ」
「ん…おきる…ありがと」
やっぱり綺麗な顔してるな…鼻も高いし。
「ん、俺の顔になにか付いてる?」
寝てる時の跡でも付いちゃったのかなと気にしている東山
「い、いや、何もついてないぞ!そうだ、一緒にご飯食べようぜ」
「別に良いけど…えっと…山下…なんだっけ?」
と言いながら弁当を広げ始めた
「河嶋 尊だ。全部間違えてる」
「河嶋尊…河嶋尊…覚えた。いい名前だね。」
「そうだな。オレも結構気に入ってるんだ!」
「そういや東山はどこの中学だ?オレはこの辺だけどな、誰も知ってる人居なくて寂しいぞ」
「ふーん…俺は田舎の方だから言ってもわかんないと思う。友達もここにはいないよ」
「オレと一緒だな!東山が良ければ友達になろうぜ」
「良いけど…」
(よっしゃ〜!!!!)心の中でガッツポーズしちゃったわ(笑)
よく見ると東山は弁当の箸を止めてウトウトしていた
「あれっ、東山これいっぱい残ってるぞ?食べないのか?」
「まぁ、朝もあまり食べたからね…お腹いっぱい」
「え?弁当自分で作ってんのか?」
「まぁ、今は一人暮らしだからね。」
「すげー!食わないなら俺食べていいか!?」
「こんなもので良ければどうぞ。代わりにそのイスにかけてあるジャージ貸してくれない?寒くて」
やっべー東山の飯食えるなんて超嬉しいこの高校にしてよかった
「ん、良いけどそれ部活で使ったから臭ったらごめんな」
「もう部活入ったの?」
「おう、中学卒業してからすぐ、推薦だったからさ!ってそんなににおい嗅がれると恥ずかしいんだが…」
とジャージの匂いをかぐ東山に言うが
「いや、大丈夫みたい。河嶋いい匂いだな…って大丈夫?顔真っ赤だぞ」
「あ!?いや!なな何でもないぞ!」
コイツ無自覚でこんなこと言ったのか?天然なのか!?焦ったけど結構クるな…
「あんまりそう言う事言うなよ。勘違いされるからな」
「本当のことなのに…」
と言いながら少しムスッとしている東山もかわいいな
「と言うか東山が作ったのめっちゃ美味いぞ!?料理の勉強でもしてたのか?」
「あー、まぁ…そんな感じかな…」
「凄いな…オレも作ってきてるけど全然勝てる気しないわ」
ちょっと自信あったから少し思い知らされたな。と思っていると東山が俺の弁当の食べかけのたまごやきを食べた
「そ、それ食べかけだったけど良かったのか!?」
「全然美味しいよ俺はそっちの方が好き」
答えになってないデスヨ東山クン。やばい無自覚なのか…関節キスだぞコレ
「まぁ、確かに人が作ったのって美味しかったりするよな〜」
と、東山を見るとすやすや眠っている。よく寝てるな〜と思い頭を撫でてみると擦り寄ってくる。
なんだこの可愛い生き物は…
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