アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
合宿2
-
合宿所の中庭を見て回り、飽きてきた頃河嶋が深呼吸して
「んー、この辺なんか気持ちいいな!空気が都会と違って澄んでる!」
「そうだね…山だからじゃないの?人もいないし」
「そーだな。こういうのもなんかいいな」
確かに…他人が少なくて落ち着く気はするが…
「そーいえば東山好きな人とかできたの?」
「興味ないけど何で?」
「…いや、さっきクラスの連中が恋バナしててさ。オレはそういうの恥ずかしいから逃げてきたんだけど、東山はどうなんだろうって」
「俺は河嶋達としか話してないし…そういうのよく分かんない」
「は!?マジで!?好きな人出来たことないのか!?気になる人は!?男子高校生として大丈夫!?それ!」
「別にどうでも良い…そういう河嶋はどうなの。」
「へ!?オレ!?いや…うん。ない!いない!うんいないよ!」
「嘘苦手にも程があるでしょ。」
「…さー、そろそろ飯だって戻ろうぜ!」
逃げたな。面白そうだから加地にも教えようと思い河嶋の後を追っていく
食堂に行くと既に人が結構来ていた。皆お腹すいているのだろう。
「みこっちゃん!海くんこっちこっち!」
「お!席取ってたのか!流石涼太だな」
「まぁね〜!」
「すき焼き…マジか!スゲー!やった!テンション上がるわ〜!!!!」
「量多くない?なんか」
引くぐらい多いのですが…マジか。これ大丈夫か
「オレは全然行ける!」
「まぁ、みこっちゃんが食べてくれるよ、椎茸以外は。早く食べよ〜」
「そうだな」
と言い食べ始めた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 21