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「ククッ、女にナンパされた挙句、漏らすなと言われた番号を交換したんだ」
「っ…」
ナンパって…。
火宮にかかればそういう解釈になるわけね。
「覚悟はいいな?」
どうせよくないと言ったところで、何も変わらないんでしょ。
「はい…」
「仕置きは、そうだな。翼に選ばせてやる」
「へっ?」
ニヤリと意地悪く笑いながら、スッとテーブルの上に出された道具が2つ。
どこから出てきた!
「今夜、これをつけて抱かれるか」
性器を縛め、射精を阻むリングを示される。
「明日1日、これを入れっぱなしにして過ごすか」
そう言って示されたのはリモコンタイプのローターだ。
「う…」
本当、分かってはいたが、どちらも選びたくない最悪の2択だ。
「コックリングで空イキ地獄か、ローターで耐久悶絶コースか」
それ、どっちも快楽地獄デスよねー。
思わずハハッと乾いた笑いが漏れた。
「翼」
「はい」
「どちらにする?」
「………」
え、選べない…。
「ククッ、まぁいい。先に風呂に入り、出てくるまでに決めておけ」
「……はい」
それは慈悲か、さらなる嫌がらせか。
悩む時間が増えれば増えるほど、どちらを選べばどんな目に遭うか、想像する時間が長引く。
「選べなければ、両方だ」
「っー!ふ、風呂に入って来ますっ!」
冗談じゃない。
せめて絶対どちらか一方で済まさなければ。
風呂に入ってあれこれ考え、最終的に俺が出した答えは…。
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