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「あぁっ、やぁっ、あっ、あんンッ」
イイところを絶え間なく刺激する、ローターの振動が辛い。
気持ちよくて、イきたくて。
なのに縛られてしまった性器からはその熱を出せなくて。
「あっ、あぁっ、火宮さっ…もっ、許しッ…」
ガクガクと震える腕を、必死で突っ張り、火宮に乞い願う。
口からはだらしなく唾液が溢れてしまい、目にはたっぷりと涙が溜まってしまっているのが分かる。
「っ、く…あぁ、あんっ、ンッ」
後ろに突き出したお尻は勝手に揺れ、全身が快楽に毒されたように小刻みに震える。
「あっ、もっ、やだ。やだ、イかせて…」
快感に麻痺した頭は、もうイくことしか考えられなくて。
「ククッ、イけばいい」
イけるだろう?と意地悪く笑う火宮が憎い。
「やだっ、やだっ…」
だってそれ、気持ち良すぎて辛いんだ。
空イキすると、快感が止まらなくなって、頭がおかしくなってしまう。
「クッ、まだ抵抗できる余裕があるのか?」
クックックッ、と、何かを企んでいるような笑い声が聞こえ、ぐいっと腰が両脇から掴まれた感触がした。
「え…」
「クッ、力を抜いていろよ」
「な…」
まさかっ…。
事態に気づいたときにはすでに遅く、ズンッ、と熱い肉棒に、ローターごとナカを穿たれていた。
「ひぁっ、あぁぁーっ!」
「ククッ、校庭から離れているとはいえ、あまり叫ぶと、もしかしたら聞こえるぞ?」
「あっ、あっ、イッ…」
「なんて、もう聞こえていないか」
ククッ、と喉を鳴らす火宮の声が、どこか遠くで聞こえる気がする。
「あっ、はっ、あぁっ、イッてる。イッてるのにーっ!」
火宮に挿れられた瞬間、空イキした身体がガクガクと震える中を、容赦なくガンガンと突かれる。
「やっ、もっ、無理…」
イッてもイッてもイき続けて、頭も身体もどうにかなってしまいそうだ。
「ククッ、これくらいで音を上げるな。まだまだ」
「あっ、またイく。気持ちいい、辛い。苦しい、イイッ…」
それは一体どっちなのか、わけがわからなくなった快感がぐちゃぐちゃに頭と身体を支配して、イきっ放しの地獄に落ちていく。
「クッ、ハッ、締めすぎだ。食い千切る気か」
力を抜け、と言われても、イきまくって勝手に締まる蕾は、もう俺の意志の支配の下にはない。
「だ、ったら、と、って…もっ、赦し…」
またイくーッ!
ぐわっ、と中心に向かった快感が、行き場を失い、身体の中を暴れ狂う。
「あーーっ!あっ、あぁぁっ、あぁッ!」
目が眩むような快感に、完全に呑まれた俺は、ぱくぱくと空気を求めて唇を震わせて。
「あっ、刃っ、ごめ、なさっ…リカ、選んで、見せつけ、て…はんせ、して…あぁぁぁーっ!」
合格、と笑った火宮の声が聞こえたような気がしたときには、また絶頂が訪れていて。
「ッ、く、最高だ」
「あっ、あっ、あぁーっ!」
手早く包帯が解かれた中心から、溜まりに溜まった白濁が、ドクドクと溢れ出していた。
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