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夕方のお薬①
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今日、叶多は機嫌が悪い。
原因はやはり朝の入江との事だろう。
あのあと、叶多と瑠璃は教室に移動した。
「大丈夫?」
と叶多に言われたが、やはり、機嫌は悪かった。
(うーん…こういう時はどうすればいイイのかな…)
と、頭を悩ませる。
付き合って二日目にして、もう既に雰囲気が…と頭の中で苦笑していた。
窓の外を見る。
もう太陽もオレンジ色になって、夕焼けが綺麗だった。
「瑠璃…」
そっと叶多が近づいてきた。
「ねぇ、今日、俺の家に来ない?」
そう言いながら後ろから瑠璃を抱きしめる
「え?!いいの…?」
少し驚く。
でも、行ってみたいと思っていた。
「いいよ」
嬉しそうに答える叶多。
「じゃあ、行く…!」
好奇心が心をときめかせる。
この時、止めておけば良かったと瑠璃は後悔することとなる。
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