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鎖と狂気①*
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「う…ん…?」
そっと目を開く。
(あれ?どうしてベッドの上で寝ちゃったんだ…?)
ふっとさっきまでの事を思い出す。
(確か、叶多君の部屋に来て、いっぱいお話して、紅茶を飲んだら眠くなって)
そう思いながら顔だけ起こし当たりを見渡す。
窓もなければ何も無い小さな部屋。
(あれ?ここどこ?…ていうか、なんか身体が熱い…)
異常なほど身体が熱を持っていた。
「なんで、こんなに身体が熱いんだろ…」
そして、ベッドから降りようとした。
するとチャリと音が鳴った。
音のなった方を見ると、瑠璃は青ざめた。
「え…なにこれ…?」
瑠璃の手首に枷が付いていて、枷から伸びた鎖がベッドサイドに繋げてある。
(嘘、ど、とう言うこと…?)
パニックになっていると、部屋のドアが開いた。
「おはよう、瑠璃。やっと起きたんだね」
ニッコリと笑って部屋に入ってきたのは叶多だった。
「ど、どういうこと、?叶多君…」
「え?どういうこともなにも、そのままの意味だけど」
叶多は瑠璃に近づく。
「やっぱり…瑠璃にはこれが良く似合う…」
そう言うと、叶多は瑠璃の枷に触れる。
「に、似合うって…」
瑠璃にはもう何がなんなのか分からなかった。
「にしても瑠璃…勃たせちゃって可愛い…」
そう言って叶多は瑠璃のモノをズボン越しに触る。
「ひゃぁ?!」
いきなり触られて変な声が出る。
(あれ?!なんで、勃ってるの?)
「ふふ」
微笑みながら、叶多は軽く握る。
「ん…あう…」
叶多に握られる度、甘い電気が瑠璃の身体を駆け巡る。
「なに…これぇ…」
自分が思っているよりも甘い声が出る
「何それ、煽ってんの?」
叶多が少し興奮した声で呟く。
「あ、煽っ…て…る?」
そう聞き直す。
「…っ!」
叶多は瑠璃を押し倒した。
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