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あれ?
何で龍哉さんの声がするんだろう?
俺が殴るのをやめ、声のする方へと顔を向けた
「蓮!…わかるか?俺だ…」
「あ、龍哉さん…見っけ」
何故か焦った顔の龍哉さんが居た
「蓮、そいつの胸ぐら離せ…死にかけてる」
「え?」
俺は胸ぐらを掴んでいたやつを見つめる
顔は歪み血が溢れていた
…汚い
俺はパッと手を離しそいつはドサッと落ちた
俺は周りを見渡した
そこには龍哉さんと幹部の人たちと俺だけが立っていて
赤く染まった床には高坂組の奴らが寝ていた
倉庫を出ると琥太郎さんや、蛍さん、幸助さんたちが居た
俺を見るなりギョッとした顔をした
幹部の人たちも俺に怯えてるみたいだし、
俺はまた居場所をなくしたのかと思い目の前が暗くなった
「クソッ!なんだよあの化け物!相澤の弱みかと思って近づいたのにっとんだ悪魔だったわっ!」
と、捕まった人が騒いでいた
「黙れ!高坂っ」
高坂ってことは、この人が高坂組の総長?
「お前のせいで組が全滅だ!たった1人、一時間で150人半殺しにしやがって!
今までしぶとく食らいついてたのにあの時間は何だったんだよ!」
と俺に怒鳴った
俺は高坂と言うやつに近づき
一発殴った
そいつは鼻血を垂らし気を失った
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