アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
13
-
バイトが終わり家に帰ると母親が知らない男と居た
「…」
俺は無言で目の前にいる人を居ないものとして素通りした
「蓮!お客さんに挨拶しなさいっ」
と俺を睨むので
「…こんばんは」
と挨拶をして俺の部屋へと向かう
「…もう、ごめんなさいね?あれ、うちの息子なの」
「へぇ〜、愛想ないけど美人だな…お前に似てる」
「もお、やめてよ…あんな子ども私に似てても嬉しくないわ」
と母親は冷たくそう言ったのが聞こえた
…ドウデモイイ
そして、母親と男がイチャイチャし始めたので
俺は着替えて靴も履かずにアパートの二階から降り、街へと歩いた
ドンッ
と人にぶつかる
「ちゃんと前見て歩け」
それだけ言ってぶつかったやつは歩き出す
それに俺は驚き顔を上げる
こんな事は初めてだったからだ
相手にされないとなんだかイライラする
俺はそこら辺のチンピラを見つけ喧嘩をふっかけてみた
「クソチビ!!」
バキッ!ドゴッ!
「うぎゃっ!…このっ!」
ドスッ!
「ゔっ!…てめぇっ!!調子に乗りやがって!!」
叫びながら男が殴りかかって来て俺も殴りの体制に入った
「おい!辞めろ!」
と声がして体に衝撃が走る
ドスッ!
俺は壁に飛ばされ、当たる
男は気を失っている
俺らの喧嘩を止めた男は俺に近づき
「お前が『黒兎』だな?」
俺はフードを取りそいつの顔を見てから
一気に距離を取る
男は目を見開き固まる
?何だコイツ…
どこかであった気もするけど忘れた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 443