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相澤龍哉side
そろそろ親父に蓮のことを話さなきゃな
俺は部下で、1番の信頼を置いている
旭を呼んだ
『龍哉どうした?』
「黒兎についてだ。悪いが今から来てくれ」
『わかった、今行く』
すぐに旭は来た
「黒兎がどうしたんだ?」
「実は前に保護したんだ…そして、今そいつがここにいる」
「何だと?で、用件は何だ?」
「黒兎は本名黒咲 蓮だ……実は蓮を親父に紹介しようと思う」
「何でだ?」
「蓮はまだ学生だが、片親しかいなく、その親も蓮を無いものとして生活している
だから、俺が責任持って引き取ろうと思う」
「……はあ。お前はいつもそうやって俺に相談もなく勝手に決めるよな…」
「今相談してるだろ」
「遅えよ!…まぁ、いい。どんな奴だ?」
「今、俺の部屋で寝てる」
「え?龍哉もしかしてそいつと寝たのか?」
「いや、抱いてはないがそのうちそう言う関係になるつもりだ。」
「ふーん…」
と会話をしつつ寝室に旭と向かう
「蓮は睡眠障害があるからあまり大きな音を立てるなよ?
薬で寝てるからな」
「そうなのか、…わかった」
旭が蓮の顔を覗く
「随分と綺麗な顔をしてるな…コレであんなに強いわけか…組に入れてもいいな」
「それはダメだ」
「何でだ?」
「他の奴らが寄り付くだろう。もし、俺以外に懐かれたら
俺が嫉妬で組を潰すかもしれねぇ」
「どんだけ好きなんだよ」
と言って俺と旭はリビングへと戻る
「ま、俺と一緒にいると言うことはコイツにも危険な目に合わせてしまうかもしれねぇ…だから親父には取り敢えず紹介して組の奴らにもおいおい紹介する」
「…なるほどな。龍哉の言ってることはよくわかった
俺はその準備を進めればいいわけだな」
「そうだ、理解が早くて助かる」
「覚悟はできてるんだな?」
「あぁ、蓮を保護した時から覚悟なんで決まってる」
「そうか。じゃあ、俺は帰って仕事に取り掛かる」
「あぁ、いきなりで悪かった。よろしく頼む」
旭は「あぁ。」と頷き帰って行った
俺も寝るか、ソッと蓮の隣に横になり蓮を抱きしめ眠った
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