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「蓮、本当に俺のことが好きなのか?」
さっきまでの会話と矛盾していて
俺は首をかしげる
「?…はい、俺、相澤さんじゃないとダメみたいです。蛍さんや、幸助さん・京介さんも好きですが、一番安心するのは相澤さんだけです」
「…そうか、そうか、」
と言って俺を包み込んでくれる
俺もギュッとする
「でも、…」と言って相澤さんは俺を相澤さんの膝に座らせる
「何で俺だけ、下の名前で呼ばない?」
「…何ででしょう?、自分でもわかりません」
「じゃあ、俺のことも龍哉って呼べよ」
「…た、龍哉さん」
「ん、よく出来たな」
と言って頭を撫でてくれる
何だろ?心臓が騒がしい
頬が熱い
「龍哉さん…俺、頬っぺた熱い」
「何だ蓮?照れてるのか?」
「照れる?」
「恥ずかしいとも言うか、どちらかっと言うと照れてるなお前」
これが、『照れる』
「俺、照れてます」
「そういうのは、口にするもんじゃねぇんだよ」
と笑った
あ、まただ
心臓が煩くなった
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