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俺たちは3人でご飯を食べた
俺は少しずつご飯の量を増やして、普通の量を食べれるように頑張ってる
「蓮くんちゃんと食べて偉いね…相澤から聞いたけどちゃんと食べれてなかったんでしょ?」
「…はい、今では残さず食べれるようになって来てます」
「蓮くんごはん美味しい?」
「はい、『美味しい』も龍哉さんが教えてくれてちゃんと味わえるようになりました」
「そっかぁ、蓮くん人間らしくなって来たね」
「…人間らしい?俺、人間です」
「まぁ、そうなんだけど…なんて言うか、人間に備わってるものを十分活用するようになったなぁと思ってさ」
「……………………そうですか」
「間が長い!間が長いよ蓮くん!ピンと来てないでしょ?
でもそのうちわかるよ…今までこんなこと思わなかったなって」
「…そうですか
でも、龍哉さんや京介さんが悲しむのは嫌だと思うように
なりました…前は人のことなんてどうでもよかったけど」
「蓮くんにそう言われて嬉しいよ」
俺の頭を撫でてくれた
和やかなまま食事を終えた
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