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近藤真一side
俺は学校一の不良だ
そんな俺は昨日、先公に進路のことでうざったいほど言われた
俺はイライラして廊下を歩いていると人とぶつかった
丁度いい喧嘩して帰るかと思った
「…早く帰らないといけないんですけど」
「はぁ?そんなこと知るかよ」
「親が死にそうなんですっ!!今すぐ病院に行かないと!
俺、絶対後悔するからっ、見逃してください!」
とそいつはバッと相手を見上げいきなり大声を出した
俺は『親が死にそう』と言ったことに驚きいた
「えっ、お前の親大丈夫か?…絡んで悪かった、
早く病院に行ってやれ」
俺が絡んだせいで、親の死に目に会えないのはちょっと可哀想だと思った
ぶつかったやつはさっさと帰って行った
俺はそいつの下駄箱に行き、名前を確認した
『黒咲 蓮』か
明日学校に来たら黒咲に親のことを聞こう
と俺は黒咲の名前を頭の中で何度も覚えるように繰り返した
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