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近藤真一side
俺は昼休みに2年の廊下で『黒咲 蓮』を探した
するとバチっとそれらしき人物と目があった
髪が短いが眼帯をしてるからたぶん黒咲だろう
「あ、黒咲!」
と声をかける
「あれ?お前髪切った?」
「…長かったので」
俺は本題に触れる
「親死にそうなの大丈夫だったのか?」
「はい?…あ、おかげで手術成功して、今病院に入院してます」
ホッとした
そういえば挨拶はまだだったと思い自己紹介した
「そうか、良かった。俺、3年の近藤真一だ」
「…そうですか。あの、俺飲み物買いに行きたいので失礼します」
黒咲は挨拶したのに返さず自販機に行こうとしたので止める
「…まだ何か?」
イラァッ
「てめぇっ人が挨拶してんだから、お前も挨拶しろや!」
「それは、すみませんでした。俺は相澤蓮です」
と無表情で答えた
…あれ?
「相澤?黒咲じゃないのか?」
「この前まで黒咲で今は相澤です、学校では来年から相澤になります」
何か事情があるらしいと俺は察した
「…そうか、じゃあ蓮って呼ぶわ」
「…そうしてください、それでは失礼しまs「失礼したがるな!お前は!」
こいつほんと失礼だな、そんなに急いでんのか?
「…もう、何ですか?」
と蓮はあからさまに面倒くさそうな顔をした
俺は何だか、蓮に対して興味を持ったので電話番号を聞こうとした
「そう、めんどくさい顔するな…傷つく「傷つけ、失礼しま」ちょっと待って!!…その、お前ともっと話しがしたいから電話番号交換しねぇ?」
『傷つくだろうが』という前に行ってしまいそうだったので俺は慌てて電話番号を交換する
こいつさりげなくタメ口使いやがって…
まあ、いい。
「LINE持ってねぇの?」
「はい」
「じゃあ、メールするから…アドレスも」
とメアドを聞き出した
「…わかりました」
交換し終えて
「…もういいですか?、失礼します」
「おぉ!ありがとなっ」
俺は嬉しくて笑いながら蓮を見送った
「よし、早速メールでもしよう」
とつぶやき
『蓮、一緒に帰ろうぜ』と送っておいた
近藤真一side終わり
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