アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
139
-
藤本京介side
蓮くんを高坂組を倒すまで預かることになった
蓮くんを迎えに行くと寂しそうに1人ぽつんとベットの上に座っていた
蓮くんは素早く荷物をまとめ、着替えを済ませ相澤の家を出た
俺の家に着くまでの道中は終始無言だった
家に着き、蓮くんの使う部屋を案内する
「蓮くんわからないことがあったら言ってね」
「京介さん、どれくらいで乱闘は終わるんですか?」
やっぱり気になるよね
高坂組は相澤組とほぼ同じくらいの大きい組織だ
その2つがぶつかり合うということは決着がつくまで長くかかる可能性もある
「…、どうだろう?、すぐに終わるといいんだけどね?」
と、俺は曖昧に答えた
「…そうですか」
「でも、こちら側が優勢だから、そこは安心して?」
これは確かな情報だ
高坂組をじわじわと追い詰めていた時に
蓮くんが公園で襲われた時にボコボコに幹部を倒したから
優勢だったのが、より優勢になった
「そうですか」
蓮くんは俺の一言に少しホッとした顔をした
蓮くんのためにも、早く終われと思った
藤本京介side終わり
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
139 / 443