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気が付けば、倉庫の中は血で染まっていた
相澤組の人たちと俺しかそこには居なくて
あとはみんな下で寝てた
龍哉さんはどこだろう?
もっと赤…
赤が足りない
俺は外に出て他の倉庫へと行った
ここもたくさん人がいて
俺は目を爛々とさせ飛び込んだ
人がたくさんいるとそいつらを利用して攻撃できるからいい
俺はリミッターが外れたように
暴れまくった
人がどんどん倒れ、少なくなっていく
あぁ、終わっちゃう
逃げ出そうとする奴を回し蹴りで倒す
ここにいる敵は全部俺のもの
逃げ出すなんて許さない
龍哉さんを返して…
赤がより鮮明に俺の目に映り
それが綺麗で殴り続けた
「…ろっ!……や……ん!…やめろ!蓮っ!」
あれ?
龍哉さんの声が聞こえる
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