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相澤龍哉side
次々と敵の群れを倒していく蓮を見て焦った
何で、ここに蓮がいるんだ?
それよりも何だか様子がおかしくて
笑いながら敵を次々と吹っ飛ばしながら倒していた
その顔は狂気に染まった顔をしていて
とても正気とは思えなかった
敵は口を揃えてこう言った
『黒い悪魔』と
逃げようとする奴らを捕まえボコボコにしていった
俺らが動かなくても次々と敵は床に倒れ、とうとう最後の1人となった
すでに動かなくなったのに蓮はずっと殴り続け
相手が死んでしまうと思い俺は止めた
「蓮!やめろっ!…蓮!!…やめろ!蓮っ!」
するとピタッと動きが止まった
そして返り血で赤く染まった顔をこちらに向けた
目はギラギラとしていて、笑っていた
「蓮…わかるか?俺だ…」
と声をかけると蓮はいつもの顔に戻り
「あ、龍哉さん見っけ」
と蓮は呟いた
正気を取り戻した様だった
「蓮、胸ぐら掴んでるの離せ…死にかけてる」
俺が言うと蓮はえ?と下を向きすぐにパッと離した
蓮は辺りを見渡し状況を把握した
部下の奴らは蓮の強さを目の当たりにしてビビってる様だった
俺は蓮を巻き込んでしまったことに対して反省した
危ない目に合わせてしまった…
だか、蓮が来ていなかったらもっと長引いていた
そのことに情けなさを感じた
取り敢えず倉庫から出る
すると旭が居て高坂が捕まっていた
他にも幹部の奴らが外で待っていた
そいつらは血だらけの蓮を見てギョッとした顔をしていた
たぶん、
何故ここに蓮がいるのか?
何故蓮は血だらけなのか?
という疑問でいっぱいだろうな
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