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俺は一週間ぶりの学校へと行った
車通だと行っても外はもう夏だ
暑い…
俺は久しぶりに外をゆっくり眺め
本格的な夏が始まったのだと気付いた
教室へと向かう
すると既に一ノ瀬と近藤先輩が教室に居た
「あっ、蓮!」
「あ、蓮くん!」
俺に気付き、2人はこっちに来た
「お前っ!何で学校に一週間も来なかったんだよ!」
「そうだよ蓮くん!メールもシカトし過ぎだし!」
『心配した(よ)!』
…朝から元気な奴らだ
「…すいません、ちょっと家の用事がありまして」
「だったら、メールぐらい返せよ!」
「俺、余裕なくてそれどころじゃなかったんです」
嘘は言ってない
まぁ、めんどくさくて返さなかったのもあったけど
「まぁ、いい。今度からはちゃんと言えよな?心配するから」
「はい」
2人から詰め寄られ汗をかいた
俺は荷物を机に置き、教室を出た
それについてくる2人
俺はお気に入りの人気がなく風通りのいい場所に行った
「で、何で2人はついてくるんですか?」
「いや、それは…蓮が逃げるのかと思って…」
「いや、逃げませんから…ここ、俺のお気に入りの場所なんです」
「そうなんだ」
俺は第二ボタンを開け、風が入るようにした
「ばっ!な、何してんだよ!」
と近藤先輩は顔を赤くした
「そ、そうだよっ蓮くん!」
と一ノ瀬もなぜか焦る
「?」
俺は首を傾げた
すると2人は固まった
「な、蓮の鎖骨あたり…」
「それって…キスマーク?」
は?
俺からは見えない
キスマーク…
俺は一ノ瀬が持って居た手鏡を貸してもらい確かめる
「あ、…」
これ、龍哉さんが付けたやつだ
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