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テキトーな空き教室に俺たちは入った
「ごめんっ!!蓮くん!俺の所為だ…」
「…蛍さんの所為じゃないです…ただ、眼帯を取られただけです」
「でも…それに眼帯も取り返せなかった…」
蛍さんは悔しそうな顔をして俯いた
「保健室に行って眼帯をもらって来ましょう?」
「…そうだね」
保健室に行き眼帯を貰った
教室には戻りづらいのでその授業はサボった
「蓮くん本当にごめんね…あいつ、潰す」
と見たことのない怖い顔、そして低い声を出した蛍さんにビックリした
俺も司に対して少し怯えていたが、俺の中の何かがガチャっと変わった
別に怯える必要なんてない…
嫌なら嫌とはっきり分かるようにすればいいのだ
変に気を使って馬鹿みたいだ
と冷めた感情に包まれた
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