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俺が次に目を覚ましたときは、俺は寝室のベッドの上にいて、近くに京介さんと龍哉さんがいた
「蓮くんおはよう…まだ顔が赤いね」
と京介さんが俺に声をかけた
「…どうして、…居るんですか?」
「蓮くんが倒れたからだよー」
俺はムクッと起き上がると視界がぐらぁっと歪んだ
「っ…」
「あ、まだ起き上がっちゃダメだよ」
「…」
「蓮くん、無理してご飯食べたでしょ?」
何でわかるのだろうか…
「相澤から聞いたよ〜ご飯食べたら吐いて倒れたって
蓮くん食欲なかったんじゃない?」
「…はい」
「まぁ熱もあったし、倒れた原因としては…ストレスかな?」
ストレス?
「昨日はいろんなことがあって、疲れたんじゃない?
相澤にはちゃんと話ししておいたから、ゆっくり休んでね?」
「はい」
と終始ニコニコな京介さんに対し、龍哉さんは少しだけ反省してるような顔をしていた
「あ、そうだ…蓮くんコレ。あげる」
と大きめのウサギのぬいぐるみを俺に渡した
俺は首を傾げ、京介さんを見た
「蓮くんが寂しいときにピッタリなものだよ」
とニコニコと言った
そのぬいぐるみは柔らかくいつまでも触っていたいぐらい気持ちよかった
思わずギュッと抱きしめると
「あぁ〜!これが見たかったんだぁ!!可愛い!!蓮くん!」
と京介さんは叫んだ
「よかったな、蓮」
と龍哉さんは俺の頭を撫で、笑ってくれた
俺は薬を飲んで、ウサギを抱きつつ眠った
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