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藤本京介side
相澤が珍しく慌てて電話を掛けてきた
「どったの〜?」
『蓮がっ、吐いて倒れたっ!』
「何ぃ?!」
俺は急いで相澤のマンションへと向かった
「ちょっと!蓮くんは大丈夫なの?!」
と相澤の家に着くなり俺は蓮くんの元はと駆け寄った
蓮くんは息が荒く、グッタリと相澤にもたれかかっていた
とりあえず蓮くんをベッドまで運んでもらい診察をした
聴診をしようと服を脱がせて俺は驚いた
体にはたくさんのキスマークが散っていた
犯人は相澤かよ…
「お前、蓮くんとそういう仲だったの?…まぁ、薄々感づいてはいたけど…」
「あぁ、それより蓮の具合は?」
「蓮くん、昨日何かあった?」
と俺が聞くと昨日のことをすべて話してくれた
「なるほどね…
まぁ、熱は確実にお前の所為だな…昨日蓮くんをいじめすぎたんだよ!あと、ストレス性で食欲もなかったんだな」
「…」
「要はお前がすべて悪いっ!」
「…」
相澤は珍しく反省した顔をして蓮くんを見つめた
「蓮くんが大事なら、もうちょっと優しくしてあげろよな?いい大人がガッついてんじゃねぇよ」
「…」
と本当に反省している様子だったのでこれ以上は言わないことにした
それにしても、蓮くん可愛いな…
相澤がこれ程までに溺愛するのもわかる気がする
起きたら、蓮くんがより可愛くなるアイテムを渡さなければな…
藤本京介side終わり
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