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「蓮、悪かったな…俺が昨日滅茶苦茶にしたから…」
龍哉さんがいきなり謝ってきたので驚いた
「別にいいですよ…龍哉さんになら何されてもいいです」
俺は龍哉さんの腕の中で一番そう答えた
だって、龍哉さんはこうやって俺の所にいてくれるから…
*
暫くして
「蓮、1時なったけど飯食えそうか?」
「…少しなら食べれそうです」
「わかった、蓮はソファーに座っとけ、作ってくるから」
と龍哉さんは立ち上がり俺をソファーに座らせ行ってしまった…
「…」
なんか寂しい…
俺はうさぎを手に取りムギューっと抱きしめた
そのままコロンと横になりうさぎの耳を弄った
「随分と気に入ったんだなソレ」
と、龍哉さんはいつの間にかソファーの近くにいて
「ほら、飯できたから食べるぞ」
と俺を抱きかかえ椅子まで運んだ
「いただきます…」
「無理するなよ…少なめに作ったけど、気持ち悪くなったら残しても構わないから」
「はい」
食べやすいようにうどんが用意されていた
思ったよりも食べれそうで、ゆっくり時間をかけぜんぶ食べた
「ふぅ」
「偉いな…全部食べたのか。気持ち悪く無いか?吐きそうだったら俺に言えよ?」
「ふふっ、大丈夫です」
龍哉さんがこんなに心配するなんて何だか面白くて笑ってしまった
「ほら、薬。」
「ありがとうございます」
「あと、熱測るぞ」
「はい」
薬を飲み、熱を測る
熱は37.5部
「…まだ熱あるが、下がったな」
「はい」
「もう少し、寝るか?」
「んー…龍哉さんのそばにいたいです」
午後は寝たり起きたりを繰り返し過ごした
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