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海堂 蛍side
今日は、若が本家に行く予定があり、蓮くんは体調を崩したとの事で俺と幸助で蓮くんのお世話をすることになって居た
朝早く若は出掛けられ、俺と幸助は蓮くんの朝食の用意をしていた
蓮くんが起きてきてリビングにやって来た
蓮くんは頬をうっすらと赤く染め、まだ熱があるようだ
蓮くんは不安そうな顔をして、若を探してるようだった
何となくこの様子の蓮くんは危ない…
と直感で感じたが、暫く様子見をしようと思った
蓮くんは終始テンションが低く、話しかけても返さない…
若が居ないからなのか、具合が悪いからなのかよくわからない
蓮くんはうさぎのぬいぐるみを抱きしめ小さくまとまって隅っこにいた
幸助が返事をしない蓮くんを強制的にソファーまで連れてきた
具合の悪そうな蓮くんを寝させなければと俺と幸助は焦り諭した
それが間違いだったのかもしれない…
蓮くんは涙を目に溜め、とうとう泣き出してしまった
俺は蓮くんをあやそうと触った
蓮くんはねつがあるのに泣いてしまったため体温がグッと上がっているようだった
すると蓮くんの呼吸が少しずつおかしくなっていった
過呼吸だ…
蓮くんは過呼吸により焦りうまく呼吸ができないようだった
うずくまった蓮くんに俺と幸助も焦る
幸助が紙袋を持ってきて口に当てようとした途端
蓮くんは意識を失い、グッタリと青い顔をしていた
過呼吸は意識を失うと元に戻る
呼吸が元に戻ったことに俺らは一安心してグッタリと倒れ込んだ蓮くんを抱きかかえ寝室へと運んだ
蓮くんにはやはり若が居ないとダメなんだろうな…
特に今日は体調が悪いだけあって心細さがあったのかもしれない…
蓮くんが持っていたうさぎを蓮くんが寝ている横に置き、肩までタオルケットをかけてあげる
蓮くんが寝ている間にもう一回熱を測った
38.9部
また熱が上がっていた
幸助は若に報告をしているようだった
過呼吸にさせたのは俺たちが原因だ
蓮くんを診てもらうために俺は京介さんに連絡を入れた
海堂 蛍side終わり
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