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しばらく食べ続け、もう無理だと思ったところで俺は蛍さんのシャツをクイクイッと引っ張り限界を伝える
「もう無理そう?…OK、よく食べたね」
と俺の頭を撫で器を退かしてくれた
「はぁ、イチャコラしやがってぇっ」
と頬杖をつきながら一ノ瀬は睨んで来た
「蓮くんの残りは俺が食べる!海堂!寄越せ!」
と騒ぐ一ノ瀬
「蛍さん、気にしないで食べてください…俺のせいで蛍さんまでご飯少ないから…」
「いいの?…じゃあ、食べるね?」
とパクパクと食べた
「ああぁぁー!!!」
と叫ぶ一ノ瀬
「あっ、待って蓮くん!ジッとしてね?」
と一ノ瀬は俺の唇の端についていた米粒を嬉しそうに摘みパクっと食べた
「んふふ〜」
とドヤ顔を蛍さんにした
本当にうるさい奴だと思った
司は何も言わずにその一部始終を見つめていた
そして俺と目が合うとニコッと笑う
前ほどゾワッとしなくはなったが…何考えてるのだろうと思う
「ご飯食べ終わったし、戻ろう!」
と元気になった一ノ瀬の声で食堂を出た
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