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家に着き、俺はまた眠くなってきていた
「蓮、着いたぞ…って、眠いのか?」
「ん…」
「しょうがないな」
と横抱きされて部屋まで運んでもらった
「本当に軽いな…」
と運びながらブツブツと頭上で何か言ってるようだが
眠気の方が勝って今はどうでもいい
少しの揺れがリズムよく起こるので俺はスゥと眠りについた
.
.
.
眼を覚ますと俺はベッドの上にいて龍哉さんはいなかった
「…」
何処だろうと寝室を出てリビングへ行った
するとテーブルには料理が置かれてあった
「お、蓮…起きたのか、悪いな起きた時そばにいなくて」
「いえ、別に大丈夫ですけど…」
「蓮、腹減らないか?何も食べてないだろ?」
確かに何も食べてないが、食べなくていい
というか、お腹すいていない…
「腹減らないから、食べなくていいのはダメだって前にも言っただろ?」
「…」
龍哉さんにそう言われたので素直に椅子に座る
「お前軽過ぎて本当に心配になるから、ちゃんと俺の前では食べろ。いいな?」
「…はい」
俺の目の真の前にリゾットが出され
龍哉さんの顔が食べろと言ってる…
「…。いただきます……ふー、ふー、はむっ」
普通に美味しい…
「とりあえず昼飯のノルマはリゾットを最後まで食べることだ。いくら時間変えてもいいから最後まで食べるんだぞ?」
「…ハイ」
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