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龍哉さんが作ったリゾットを食べ始めて半分ほど食べて辛くなってきた
「…っ」
「無理そうか?」
まだ一人前がちゃんと食べれてない…
食べなきゃっ
「はむっ…はぐっ…うっ」
「蓮っ、無理するな…そこまで無理に食べなくていい
さすがに今日は蓮にとっては多過ぎたかもしれねぇし、
戻すよりはまだいいから…今日はココまでな」
と言って、龍哉さんは皿を退かして俺の頭をポンポンと撫でた
「いっぱい食べたな…気持ち悪くないか?」
「…大丈夫です」
食べるのって疲れる…
ただ食事しながらそう思った
ソファーに移りTVをボーッと見ていると携帯が鳴った
チラッと画面を見ると一ノ瀬と近藤先輩からメールがきていた
『さすがに、昨日の今日では学校来づらいよね…
俺らはいつでも蓮くんの味方だから!
待ってるね』
『内藤の野郎、あんなに危ないヤツだなんてわからなかった。怖かったよな?…俺らが蓮を守るから、不登校とかにはなるなよ?』
2人がいい人だということがよくわかる文面で良い人に巡り合ったなと、メールを読んでなんとなくそう思った
そんなことを思っていると
「蓮、コレやるよ」
と龍哉さんは俺が座っているソファーの近くまで来てピアスを出した
デザインはシンプルで、黒いダイヤがはめ込まれているピアスだった
「え、…もらって良いんですか?」
「あぁ、ずっと着けとけ」
とりあえず、受け取り早速着けてみた
「…どうですか?」
「似合ってる」
まっすぐ俺を見てそう言う龍哉さんに少し恥ずかしさを感じた
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