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俺の体調も良くなり、落ち着いたこともあって
今日からまた学校に行くことになった
…俺は正直行きなくないが、蛍さんもいるし、司の件は多分もう大丈夫だと思われるから行くしかない
俺は家を出て終始蛍さんにくっついていた
「蓮くん、そんなにくっついているとみんなに勘違いされるよ?いいの?」
と苦笑いをしながら蛍さんは言った
「別に誰も俺のこと興味ないですからいいです」
教室につき、蛍さんが席に着くと俺は蛍さんの上に座り抱きついた
「ちょっと、蓮くん?!みんな見てるよ?いいの?」
と焦っている蛍さん
俺は気にせず抱きついたまま目を閉じた
「ちょっとヤバイ!黒咲くん可愛いっ!」
「甘えてるの?可愛いね」
と女子は騒ぎ
「なんか、イメージ違うな」
「だな、なんかこう…海堂が羨ましく感じるな」
と男子も男子でなんか話してるのが聞こえたが気にしなかった
「蓮くん!!来たんだねっ!久しぶり〜!」
と朝からうるさい一ノ瀬がやって来た
「昨日休んだだけじゃないですか…」
と俺は蛍さんに抱きついたままそう答えた
「って、ちょっと!朝から何海堂とイチャイチャしてんの!!」
「イチャイチャしてないですよ…安心するからしてるだけ」
「それをイチャイチャしてるっていうんだよっ
俺の上はどう?来てみない?」
と一ノ瀬が言うから
「じゃあ、座って」
と言って俺は一ノ瀬の上に乗って抱きついた
すると教室は「きゃー!」とうるさくなった
俺は何か違うと思いすぐスッと離れまた蛍さんの上にまたがった
「え?、俺ダメだったってこと?」
「不合格」
やっぱり、龍哉さんか蛍さんじゃないとダメ…
一ノ瀬が床に手をついてショックを受けていることはわかったが、本当のことだから仕方ない
蛍さんは終始ニコニコしていた
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