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久しぶりに喧嘩していた街の裏通りを通る
ここにくれば、何か分かる気がしたから…
夢が気になって行動するのは初めてだ
所詮ただの夢に過ぎないのに…
歩いてると人にぶつかる
「痛ぇな…どこ見てんだよ……あ、黒咲先輩」
ぶつかった相手は佐々木だった
*
「最近目撃情報が無いんで今日も来ないと思ってました」
「…何、毎日ここにきてんの?」
「はいっ…もしかしたらって思うじゃないですか
それに今日こうやって会いましたし」
「別に…今日は喧嘩をするためにここに来たわけじゃない」
「そうなんですか?…じゃあ、なんで?」
「ちょっと気になることがあったから」
「?」
佐々木は私服で裏通りに居た
服装は全身黒にリングのついたネックレスをかけていた
見たことあるような感じがした
この格好…夢で見たのと同じだ…
「なぁ、俺たちって前にここで会ってる?」
「…何言ってるんですか…今日話したじゃないですか黒咲先輩が助けてくれたって」
「それだけじゃないだろ?…それ以外でも会ってないか?」
「…先輩疲れてます?」
と何言ってんだコイツみたいな顔をされたので、俺の気のせいなのかもしれないと思った
「いや…別に。変なこと聞いて悪かったな…じゃあ」
と言って俺は佐々木と別れ帰ろうとまた歩き出した
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