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…
「フゥ…」
気がつけば周りには血を流して倒れてる人たちが沢山いた
あれ?喧嘩終わったのか?
みんな気絶してる
ぼーっと立ち尽くしていると
「蓮!!」
と向こうから龍哉さんがやって来た
ものすごく怒っているのが遠くからでもわかる
「何勝手に外出てんだ!…ってお前…これ全部やったのか」
「…はい、喧嘩ふっかけられて…逃げるよりやった方が早いと思いまして…」
「…確かにこの人数なら…って、なんで勝手に出たか聞いてんだよ」
「…ごめんなさい…なんでここにいるってわかったんですか?」
「なんとなく…」
龍哉さんは目をそらし誤魔化したように感じた
「…ってか、顔に血がついてる…眼帯も取れてる…取ったのか?」
「はい、自分で取りました…その後の記憶ないですけど…気づいたらみんな倒れてました」
「はぁ、…蓮喧嘩するといつもそうなるよな?喧嘩は本当に最低限にしろよ?」
「すみません…」
「ん、ほら帰るぞ?」
「はい…」
俺は龍哉さんに連れられ裏通りを後にした
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